自衛隊に入ってから、自由になる時間は出来る限り勉強に当てた。今は知らないが、当時の自衛隊は究極の体育会系の組織だった。一日の終わりには、隊内の食堂でアルコールを飲むことが出来き、ちょっとした、居酒屋み
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自衛隊の門をくぐった時から、定年まで、自衛隊にいるつもりは全く無かった。大学に進学し、将来はどこかの企業に勤めて、安定した良い暮らしがしたかった。かっこいい車に乗ったり、きれいなマンションに住んでみた
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自衛隊に入ったのは、大学に進学するためだった。大学に進学するために、可能な限り貯蓄し、一人暮らしするためのノウハウを身に着ける目的があった。だが、そんな考えは、入隊していきなり吹っ飛んだ。とにかく、毎
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自衛隊に入って、一番最初に感じたことは、とにかく、自分で考えて行動するという事が無かった。実際に、部隊に配属されてから、そうでもなかったが、特に、教育隊にいる間は、それが顕著だった。教育隊では、ラッパ
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自衛隊では、事あるごとに身辺整理ばかりだと書いたが、それだけではない。当然、国を守る集団である以上、戦闘訓練がある。そして、課業に座学以外に戦闘訓練が含まれるようになると、一人一丁の自動小銃が支給され
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自衛隊に入隊すると、最初に教育隊で訓練を受ける。期間は約3か月ほどだ。これが本当に、慣れるまでは地獄のような毎日だった。教官である班長から、毎日怒鳴られ、叱られる。そして、行動は全てが分刻
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私が高校を卒業して、一番最初に就職したのは自衛隊だった。学校の帰り道、JRの環状線の駅を降りて改札を出た時、地方連絡部だったかな・・通称「地連」と呼ばれる人達に声をかけられたのが切っ掛けだ
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