京都観光問題


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京都観光問題について、私は以前に一度ブログの記事で書いた。

京都に行くたびに、ドンドンと人が多くなっていくのを肌で実感し、
このまま行ったら観光公害と人の多さで却って、
京都市の魅力が半減するのではないかと思っていた。

そうしたら、遂に、京都市が市内の宿泊施設の
新規開業のお断り宣言を行ったとのニュースをみて、
京都ファンの一人としてこの結果に胸をなでおろした。

前回京都に行った時、限度を超えた人の多さに
ホトホト疲れてしまい、正直もうあんなに人の多い京都には
行きたくないという気持ちを持ってしまったくらいだ。

これが、高額の交通費を支払って来る外国の観光客や、同じ国内でも、
北海道や九州などの遠方から来た観光客などが、
今の京都の大混雑状態を見たら・・

間違いなく、京都に満足して帰る事は難しいだろうと考えていた。

私のような一個人でも心配になるくらいだったから、
やはり京都市も懸念していたという事だ。

これで、すぐに京都の混雑ぶりが解消されるという事は無いが、
これ以上は人が増える心配はなくなった。

今後は徐々に観光客数が適正化していき、
スムーズな観光地巡りが出来るようになれば良いと思う。

ニュースによると、京都を訪れた年間観光客数は、
2015年に5684万人に達したとの事。

これを単純に365日で割ると、約15万5千人強の観光客が
京都に毎日滞在していることになる。

京都市にある宿泊施設の客室数は、現在4万6千室との事だが、
仮に3人で一部屋を使っても、客室数は足らない計算になるから、
やはり観光客は多いのだろう。

あとは市内といっても、有名観光地から少し離れてしまい
交通の便の悪い、余り利用されていない宿泊施設もあると思う。

宿泊日数や、友人知人の家に宿泊する観光客もいるかもしれない。

それに各シーズンによって観光客の増減があるから、
一概に言えない。

しかし、京都の凄いところは、シーズンオフが無いというくらい、
各季節ごとに見る場所や行く場所が溢れているところだ。

今まで、各季節を問わずに京都には何度も行っているが、
ここしばらくは、人がいないとか、少ないという時は
京都のどの場所でも、お目にかかったことが無い。

願わくば、京都の観光業界で生活を営んでいる人には
申し訳ないと思うが、一日も早く、もう少しゆったりとした
京都に戻ってほしいと思うのは、私だけではないだろう。

さて、もうすぐ師走がやってくるが、この時期の京都錦通り市場は、
毎年、新年を迎える準備で地元住民がごった返している。

この何とも言えない年末の空気が好きで、私は毎年この時期になると、
人が多いのを承知で、個人的に錦通り市場に行っていた。

だが、最近は何でもない普通の日でも、
錦通り市場は通ることが難しいくらい師走並みに観光客で溢れている。

だから、京都に行っても錦通り市場には、
もう長らく足を向けていなかった。

今回のニュースを見て、また近日中に時間を作って
京都に行ってみようと思う。

その時には、また京都の現状を
プログの記事で書くことが出来ればと思っている。

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管理人 琴峰 一歩      プロフィール

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現在、アラフォーの年齢になった。

10代は、いじめや人間関係に悩み、
苦しみ続ける孤独な毎日だった。

20代では、不安定な経済力や仕事で苦労し、不安な毎日を過ごした。

30代に入り、無職も経験した。
本当に人生を変えたかった。

人生を変える為に、やりたい事、 挑戦したい事は沢山あった。

ただ、それに反比例して、
どうしようもなくお金が無かった。

だから、お金を使わずにできる事。

自分自身の考え方を変えた。

まず、悩み続けた不安定な経済力、雇用関係が変わった。

次に、苦手だった人付き合いが
嘘のように活発になった。

長い間、変わらなかった現実が
突然ガラリと変わった。

今は、新しい人生の夢に向かい、
挑んでいる。

そして、それは少しづつ実現中だ。

 

 

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